見に覚えのない借金
借りてもいないし、見に覚えのない借金の請求が届いた場合、とても驚きますし、ちょっと怖いですよね。
まず、この場合、本当に覚えがないのかどうかをしっかりと確かめ、全く見に覚えがない場合は、1円も払う必要はありません。 しかし、中には放っておいていいものと、ある程度の手続きを行わなければならないものがありますので気をつけなければなりません。
無視してもいいもの
パソコンや携帯メールによる請求や、電話や携帯電話などの口頭による請求、またはハガキや普通の手紙による請求。 特に、問い合わせの連絡先がないもの、または、携帯電話番号やメールアドレスだけのものなどは、無視してしまっても構いません。
気をつけたいもの
支払督促や少額訴訟などの請求に関する書状が、裁判所からきた場合、一定期間内に手続きを行わなければ、本当に借金したことになるので気をつけましょう。
とはいえ、これは本当の裁判所からの書状で、悪質な業者などは裁判所を騙ることもありますので、その書状が本物の書状であるかどうかを見極めなければなりません。
このとき書類に問い合わせ先が書いてあったとしても、すぐには連絡せずに、まずは疑ってかかってください。 事実の確認をしたい場合、自分で裁判所の所在地や電話番号などを調べ、書かれている問い合わせ先と同じであるかどうかを確認しましょう。
注意点
銀行口座などに、すぐに入金・送金を促すものに対しては、ほぼ架空請求だと思ってください。 この場合、お金を払ってしまうと、後から取り戻すことは不可能です。