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利息返還損失引当金消え純利益7.8倍

丸井グループが発表した2022年3月期連結決算は、純利益が前の期比7.8倍の177億円となったようです。

新型コロナウイルスの感染拡大影響が続いており、小売事業は伸び悩んでいるようですが、金融事業でクレジットカードの取扱高が過去最高を更新し手数料収入が増えたようで、さらに利息返還に備えた損失引当金の繰り入れがなくなったことも効いているのだそうです。

売上高にあたる売上収益は2%増の2093億円で、金融事業が収益をけん引し、クレジットカードの取扱高は16%増の3兆760億円と過去最高を更新、手数料収入が増えたようで、アニメキャラクターをデザインしたカードの発行などをテコに会員数も5万人伸び、家賃や公共料金などの定期払いが増えたのだとか。

小売事業では、店舗休業期間が前の期よりも短く、テナント収入が回復し、来店客数は13%増えたのですが、回復は道半ばで、20年3月期比では8割程度の水準にとどまっています。

23年3月期の売上収益は前期比6%増の2220億円、純利益は21%増の215億円を見込んでおり、クレジットカードを利用した買い物や家賃などの支払いが増え、金融事業が引き続きけん引する。

小売事業でも外出機会の増加による来店客数の増加や電子商取引(EC)販売の拡大を見込む。年間配当は前期比6円増の58円を計画しています。

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