税還付金の利息下げへ
納税者が払いすぎた税金を返してもらう時の「利息」にあたる還付加算金について、7年ぶりに割合を引き下げる方針のようです。
現在、国内銀行の貸出金利の平均値に1%を上乗せしている幅を0.5%に引き下げるようで、日銀の大規模緩和に伴う超低金利を踏まえた措置となっており、12月にまとめる2020年度税制改正大綱に盛り込む方針なのだとか。
現在の1.6%から1.1%に下げ、還付加算金は、自動車大手など輸出企業が負担する消費税に絡んで発生することが多く消費税の仕組み上、やむを得ず発生する還付金の割には利息が高いとの声もあり、市中の金利水準に近づけるようですね。
これが実現すれば13年度改正以来7年ぶりとなります。